ホテルやマンションで、お風呂、つまり浴室とトイレが独立した空間に分かれていることを《セパレート》と言います。
一般的にバストイレ別と言われる構造はこのセパレートタイプのことを指します。
セパレートにもいろいろとあり、浴室の中にバスタブと洗面台が一緒になっていて、トイレとだけ分かれているもの、もしくはトイレと洗面台が一緒になっていて浴室と別れているものを《二点セパレート》と言い、浴室と洗面台とトイレが完全に独立しているのを《三点セパレート》と言います。
また、二点式のセパレートの場合は、完全にお風呂とトイレの入り口が分かれているものと、洗面台とトイレが同室にあり、そこを通ってから浴室に入るようになってるの《ヨーロピアンセパレート》と呼ばれるものがあり、スペース的な面から多くのホテルでも採用されています。
セパレートタイプに対して、浴室とトイレと洗面が一緒になっているものを《ユニットバス》と言いますが、厳密に言うとユニットバスとは浴室の作り方のことで、昔の東京オリンピックの際に考え出された短期間で浴室を製作する為の手段であって、お風呂とトイレが一緒になったものを指す言葉ではないのですが、一般的に一緒になっているものを指すことが多いようです。
ユニットバスはちょっとね、、。お風呂に入った気がしないんだよね。トイレの床も水濡れしちゃうし、、
バストイレが別々だと、ゆっくりお風呂に入れていいね。
ユニットバスとセパレートタイプのお風呂のどちらが良いかと言えば、利用者からするとセパレートタイプが良いに決まっています。
ユニットバスの場合、お風呂を使用している場合にトイレを使用できませんし、トイレの床なども水濡れしやすくて快適とは言えません。
また、そもそも《洗い場》がない為にバスタブの中で身体を洗う必要があり不便でなかなかゆっくりお湯に浸かると言うこともできません。
最近ではユニットバスは嫌と言う人が多くなってきた関係もあり、リーズナブルな価格でセパレートタイプのお風呂があるホテルも見られるようになりました。
せっかくのホテル生活、有意義に過ごす為にもお風呂のタイプにもこだわってホテル選びをすることも大切ではないでしょうか。
※例外的なものとしては、ハイクラスのホテルの客室では洗い場としてシャワールームを別に設置してあるものもあります。
以下のページでは地域別のバストイレが別々になっているホテルをご紹介しています。