アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉宿泊レビュー

JAPAN HOTELS |04

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉の概要

正面エントランス側

2019年9月20日にみなとみらい線の馬車道駅から徒歩3分、JR・市営地下鉄の桜木町駅から徒歩9分、関内駅から徒歩10分の場所にオープンした地上35階、地下2階、全客室2311室の高層ホテルで1棟の建物としては日本最大の客室数となり、大浴場、露店風呂、プール、フィットネス、レストランやカフェ、ギフトショップ、宴会場、コンビニ等を備えています。

開業して半年足らずで新型コロナウイルスの影響を受けて施設を国に提供していた為に長く休館していましたが、2022年の11月に営業を再開しました。

開業からずいぶん時間が経ってしまいましたが宿泊してみたいと思ってたホテルだったので今回宿泊してきた感想を忖度なしで率直に書きたいと思います。


ホテルの部屋からの眺め

ホテルの中心には吹き抜けがあり、それを囲むように客室がありますが、内側の部屋からは外の風景は見えません。(他の部屋の窓のみ)いわゆる眺望なしの部屋になります。廊下を挟んで外側の部屋からはみなとみらいやベイブリッジ、シティ側の街並みの風景などを見ることができます。

図面を見るとみなとみらい側が2方向ありますが、西側の方は正面に横浜ランドマークタワー、右方向に観覧車を見ることができます。北側の方は海側になり左手に観覧車、右方向にベイブリッジを望めます。

今回は夜景が華やかな方が好きなので、西側のみなとみらい方向の部屋に宿泊しました。

ホテルの位置と方位
みなとみらい側(西側/横浜ランドマークタワー方向)広角レンズ撮影

▶︎今回宿泊した26階の部屋から見える夜景です。窓にぴったりカメラのレンズをつけて広角撮影しています。

みなとみらい側(西側/横浜ランドマークタワー方向)広角レンズ撮影

▶︎朝の風景です。朝焼けを見たい場合は北側か、東側のベイブリッジ側が良いのではないかと思います。

みなとみらい側(西側/横浜ランドマークタワー方向)ノーマルレンズ撮影

▶︎窓は比較的小さいので、部屋の中から見る体感的な風景の見え方はこんな感じです。(窓の開閉はできません)

中廊下(西側/ロイヤルパークホテル方向)

▶︎みなとみらいみらい側(横浜ランドマークタワー側)の中廊下です。左側は吹き抜け側の部屋で窓からの眺望はありません。

▶︎吹き抜け側(眺望なし)の窓からの風景です。

▶︎ベイブリッジ側です。朝日とかを見たい場合はこちらの方が良いかと思われます。眺望なしで予約したけど、眺望ありの部屋だったと言うツイートをかなり見受けられるので、空いてる時は眺望ありの部屋にして貰えるのかも知れないですね。

エレベーター

エレベーターは低層階用と高層階用に分かれていますが、それ自体に他のアパホテルによく採用されているセキュリティシステムはなく、各階のエレベーターホールと客室の間に設けられているドアを部屋のキーで開けるシステムになっています。

レストラン

アパホテル建物内には3階に▶︎ビュッフェレストラン「ラ・ベランダ」、最上階35階に▶︎和食「KITCHEN MANE by NAOKI OKUMURA」(キッチンメイン)、1階にはクラフトビール醸造所併設の▶︎ブルワリーレストラン「REVO BREWING」(レボ・ブルーイング)、無農薬栽培の野菜を使用して8割のメニューをヴィーガン対応にした▶︎「haishop cafe」(ハイショップカフェ)、▶︎創作和食レストランの「和善」があります。

今回は、営業してない店舗も多かったのでビュッフェレストラン「ラ・ベランダ」でディナーを頂きました。

率直な感想としてはまあ、3,900円と言う値段からすると、そこそこの内容でしょうか。それなりにいろんなメニューを楽しめて美味しかったです。ただ他のアパホテルの「ラ・ベランダ」と比較すると横浜ぽいメニューも特になかったし、両国のアパホテル「ラ・ベランダ」のようにその場で焼いてくれるステーキや天ぷらなどのサービスもなく全部作り置きだったので、それに比べると満足度は低かったです。

▶︎ビュッフェレストラン「ラ・ベランダ」(3階)
ランチ:2,700円(土日祝日:2,900円)
ディナー:3,900円
▶︎和食「KITCHEN MANE by NAOKI OKUMURA」(キッチンメイン/35階)
ディナー:5,500円〜25,000円
▶︎ブルワリーレストラン「REVO BREWING」(レボ・ブルーイング/1階)
アフタヌーンティー:2,800円(飲み放題付コース)
ランチ:2,300円〜5,000円
ディナー:2,500円〜6,650円

施設

大浴場(4階)

4階フロアには露天風呂もある大浴場があります。このフロアは浴衣、スリッパでの利用が可能です。営業時間(AM6:00~AM10:00/PM3:00~AM2:00 ※入場は30分前まで)部屋のモニターから混み具合を確認できます。

あまり出歩くのが苦手な筆者は面倒くさくて今回は利用していません。

大浴場「玄要の湯」(4階)

フィットネスルーム(4階)

宿泊者は無料で利用できます。(営業時間/6:00~26:00)※トレッドミル2台、ローイングマシン1台、クロストレーナー1台。

フィットネスルーム

プール(4階)

夏季限定。遊泳期間外はプールサイドテラスを無料開放しています。(9:00~22:00)

コンビニ(4階)

ファミリーマートが4階フロアに2店舗あります。(EAST店/WEST店)

コインランドリー(4階)

男女共に大浴場脱衣所内と共用部にあります。脱衣所内は営業時間制限があります。(脱衣所内/AM6:00~AM10:00、PM3:00~AM2:00 共用部/24時間)

喫煙所(3階)

建物から出たオープンテラスにあり、みなとみらいの風景を眺めることができます。

喫煙所からの風景

駐車場

Times/218台(土日祝やイベント開催時は早くから満車になるようです。※先着順・予約不可)

まとめ

アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉

私自身がアパホテルのヘビーユーザなので、ほぼ想像していた通りと言う感じでした。一つ思ったことは高層階の方がリゾート系のアパの場合は価格は高くなるのですが、横浜の風景を楽しむだけなら別に高層階でなくても良いように感じました。一部の部屋を除いて基本的に窓はそんなに大きくないので、高層階だと覗きこまないと風景が見えないのでむしろ低層階の方が目線の高さで風景を見ることができる気がしました。ただ総じて部屋自体は他のアパホテル同様に狭いですが利便性などを考えると横浜探索にはとても良いホテルではないでしょうか。

ちなみにもし高層階で横浜の風景を満喫したいのであれば値段は張りますが窓が大きく天井から足元付近まである▶︎スーペリアツインルーム(22㎡/35階/シティ側) や▶︎エグゼクティブスイート(86㎡/35階/シティ側)▶︎インペリアルスイート(120㎡/35階/シティ側)などが良いのではないでしょうか。ただ残念ながらレストランがある関係で、すべてシティ側の部屋のようです。

スーペリアツインルーム(35階/最上階)

近隣情報

よこはまコスモワールド(ホテルから徒歩7分)

ホテルからも見える世界最大級の観覧車「コスモクロック21」がシンボルの遊園地です。

入園無料/アトラクション毎に料金支払い。お得なチケット(3,500円、5,000円)あり。

» よこはまコスモワールド

YOKOHAMA AIR CABIN

よこはまコスモワールドの運営会社が運行する桜木町駅前と新港地区の運河パークを結ぶ都市型循環式ロープウェイ

片道券:おとな/1,000円(こども/500円)往復券:おとな/1,800円(こども/900円)※大観覧車「コスモクロック21」とのセット割引券あり。2023.3現在。

» YOKOHAMA AIR CABIN

横浜赤レンガ倉庫(ホテルから徒歩6分)

明治末期から大正初期に建設された赤レンガ倉庫を当時の面影を残して作られた文化、商業施設です。

» bills 横浜赤レンガ倉庫(オーストラリア発のカジュアルダイニング)
» LA COCORICO 横浜赤レンガ倉庫店(イタリア料理・ビストロ)

カップヌードルミュージアム 横浜(ホテルから徒歩8分)

日清食品創業者である安藤百福氏の記念館。「チキンラーメン」を手作りできる工房やオリジナル「カップヌードル」を作ることができる工房などがあります。

大人 (大学生以上):500円 /高校生以下は無料

日本丸メモリアルパーク(ホテルから徒歩11分)

重要文化財の「帆船日本丸」と「横浜みなと博物館」があります。

入館料:共通券(日本丸と博物館)/一般 800円。

横浜中華街(ホテルから徒歩約20分)

日本最大の中華街で500店以上もの店舗が集まるエリアです。馬車道からみなとみらい線/元町・中華街駅下車 徒歩6分。

関連リンク

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